2010年11月25日木曜日

2歳の誕生日、プレゼントは?

友人の子供が明日2歳の誕生日を迎える。
そこで、何をプレゼントしようかと考えたところ、「とびだす絵本」を贈ることにした。

「コロちゃんのたんじょうび」という絵本。
アマゾン より

友人には、2人の男の子と、まだ生まれたばかりの男の子がいる。
友人は、よく図書館で、昔話や絵本などを借りてきては、子供たちに読んで聞かせている。

我が家にも、中学生と小学生の2人の姪と甥がいるけれど、最近は、もっぱらDSやPSPといった、
ポータブルゲームをするお年頃。

2人が幼い頃も、こまめに本を借りて子供たちに読んであげるという思い出もそれほど記憶にない。
我が家の子供たちは、絵本よりテレビばかり観ていたように思う。

その点、友人はテレビはあまり子供たちに見せず、
ブロックやレゴをさせたり、本を読んであげる。
テレビは、夕方~夜9時くらいまでの時間で、それ以外は、
日中休みの日でも子供たちにはテレビを見せないのだ。
また、夜でも夕食の時間はテレビを消して、家族で食事をしている。
とてもそうしたしつけはきちっとしているのだ。

たしかに夕食の時間は、家族揃って食事を囲む食生活が望ましいといわれる。ついついテレビをつけてしまいがちだけれど、夕食のひと時は、たしかに家族で食卓を囲んで、
感謝の気持ちで、食事を行うというのが、本来のディナーの基本ではないかと思う。
何も夕食にかぎったことではないけれど、食べるときは食べることに集中するというのは、
大切なことだと思う。
少々話が脱線してしまったが、
友人のそうした、徹底した子育てぶりを観て来た私は、
ただの絵本ではなく、
むかしなつかしい「とびだす絵本」をプレゼントすることにした。

今では絵本もとてもユニークなものがいろいろとあるようだ。

たまたまHPで見つけたのが、オリジナル絵本作ってくれるというネットショップ
自分だけのオリジナル絵本を作成してくれるそう。
もう少しこの子の誕生日までに時間があれば、こうした自作絵本を贈ってあげたかった。
 世界に1冊だけの絵本。夢がありますね。
オンリィワン絵本

また、飛び出す絵本も今では、3D絵本というのもあるよう。
これまた、ハイテクな感じですが、これは友人はあまり喜ばしくないだろうなと。

普段、次世代のモノが次々と市場に出回っている。テレビも3Dになろうとしている。
だけれど、友人の子育てを見ていると、最先端にばかり目が行く子育てより、
こうして両親が自分の時間を省いてでも、テレビに子守させることなく、
一緒に子供と遊んであげている光景がほほえましく感じたのも事実。

絵本など喜ばない子供も中にはいるかもしれないけれど、
子供から大人までゲームに夢中になる世の中、
アナログの世界の魅力もこうした現代だからこそ、改めてその良さにも気づけるのかもしれない。

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