2010年11月29日月曜日

生花のリース作り

週末、甥っ子や姪っ子達が、それぞれに、クリスマスの飾りつけを楽しんでいた。
子供たちの母親(妹)がたくさんの花束を抱えて帰ってきて、
それを姪っ子もX'mas リースにしたり。
私の母もその生花を利用して、X'mas リースを↓


こうして、生花をアレンジするのも、いいものです。
部屋の雰囲気が華やかに感じられるのは、このリースのおかげかもしれません。
花は、人の心を和ませてくれます。
スピリチュアルに解釈すると、「花はみな献身的で、自らを犠牲にしてまでも、人のマイナスの要素となるものを吸収していくので枯れてゆく」のだそうです。
良く病院にお見舞いとして、花束を持って行きベッド横に飾ったりもしますが、
気づかぬ間に、患者さんの病状も癒しているのかもしれないですね。

そういえばこういうエピソードがありました。
愛知のネパール人の旦那様をもつ友達は、出産後しばらく病院に入院していた時、
その友達のために病院にお見舞いに来たネパール人の旦那様の親戚の方は、
花束を持って来てくれてたそう。
ところが、その花束は普段日本では仏壇に捧げたり、お墓参りに持って行くような、
菊の花束。
友達は、「ありがとう。」と言って受け取ったそうだけれど…
きっとそのネパール人は、日本のこうした風習までは知らないだろう。

だけど、その後、今度は友達の長男の子の誕生日会をした時も、
彼はプレゼントに菊の花束を持ってやってきた。
さすがに、友達もちゃんと伝える方がそのネパール人のためにもいいと感じたみたいだった。

菊だって、立派なお花。
だけど、葬儀やお墓参りで使われるだけに、日本では用いられかたによって縁起の良しあしがある。
郷に入っては郷に従えというけれど、こうした風習は国独特なものだけに、
理由を告げる方も難しいような気がする。
だけど、こういう出来事があることで、知らず知らずで自然ととらえていた日本の風習に
疑問を抱くことはきっと沢山ありそうだ。

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