2010年11月21日日曜日

モネとジヴェルニーの画家たち

北九州市立美術館・本館で開催されている「モネとジヴェルニーの画家たち」展に行きました。
ちょっと驚いたことに、敷地内に「さくらの木」を発見。
この時期の桜とは、ちょっと驚きました。


浮世絵に魅了されたと知られるモネの作品には、そこかしこに日本の風情を思わせる作品の数々がモチーフに描かれています。
たとえば、「日本風太鼓橋」の作品。
モネは、パリの北西、約80kmに位置するジヴェルニーという小さな村に移り住み、日本の庭園を思わせる、太鼓橋を自ら庭の敷地内に造りました。
その太鼓橋の下には、モネの代表作として知られる「睡蓮」がところどころで花を咲かせています。
モネの複数ある「睡蓮」の作品や「太鼓橋」を描いた作品を観ていると、モネが日本の風情をとても好んでいたことがこと細かく明らかになるとともに、なんとなく日本人としての誇りをも抱かせ、世界に名立たる画家モネの姿とは別にして、親近感を湧かせてくれるものがありました。

柔らかな大気や光と影、水面に移りこむ幻想的な風景。
今回の展示作品には、明るい色調を独創的なタッチで描いているモネの作品に魅了された、多くのアメリカ人画家たちの作品も複数展示されていました。
モネの作品に影響を受けた画家は、全体の70%がアメリカ人画家だそうです。
モネの影響を受けながらも独自の表現を追及して、才能を見出した画家たちの作品にも触れることが出来ます。

この日の天気も良好で、来場者は、なんと6万人を突破したそうです!

せっかくなのでクロード・モネの代表作品「睡蓮」のポストカードを頂いきました↓

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