2010年10月28日木曜日

あわや大惨事の想像力でポジティブシンキング

昨日は、博多駅~黒崎駅まで、JR鹿児島本線経由で帰宅中、「ちはや駅」で、電車が止まり、アナウンスが流れた。
「東郷~赤間間で、橋げたの亀裂が見つか り補修工事のため、現在のところ何時発車出来るか見通しが立っておりません。お急ぎのお客様は、他の交通機関をご利用ください。」

私の場合、自宅までの距離は決して近くはないため、一時は、身動き出来なかったが、
また、アナウンスが流れ、篠栗線経由で帰宅出来ることにようやく気付いて、
取りあえず、吉塚駅まで戻って、篠栗線に乗り換えてやっと帰路についた。

帰宅後、両親に「もう、とても大変だったよ」と言う私に、

母は平然と
「それは大変だったねぇ。でも、亀裂が見つかって良かったねぇ」と言った。

確かに、帰宅するまでの道のり、何時もよりかなり道中の乗り継ぎなどで歩いたし、疲れきっていた。

でも、母の言う通り、もし亀裂に気付かず、思わぬ大惨事になっていたら、なおさら大変な事態だったわけで…。
そう考えると、自分の事しか考えてないなぁと思えた。
それに、帰宅する為の別の手段もあったのだから、運が良かったのだと思う。

今朝は、何時も通り平然と列車が走っている。

駅では早朝からアナウンスが流れていた。
「昨日は、ご利用のお客様に多大なご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございませんでした。」
でもよくよく考えると、これで済んで運が良かったのだなぁって思った。

毎日運行している交通機関。いつでも利用出来ることが当たり前ではないのだ。

いつ何時、なにが行ってもおかしくない世の中、大惨事に巻き込まれることなく生きていることの方が奇跡だなんだなぁ…きっと。

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